2016年05月

 どうも、管理人です。昨日に引き続き、ちょくちょくアニメ消化に励んでいるものの、中々捗らぬ! なので、本当申し訳ないんですが、またまた予定がずれ込むか変更になりそうな気配。最悪、何本か落とす形になるかもしれないので悪しからず。


 今回紹介するのは、宝島社より刊行されている「女王はかえらない」という作品。第十三回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作として選出されたこの作品、当然作者もこれがデビュー作なのかと思いきや、あとがき読むと意外な事実が分かってびっくりしました。といいますか、失礼を承知でいえば、本編の種あかしよりも驚いたのは、多分そこ。ルルル文庫出身とか、盲点とかいうレベルじゃない…。

 ということで、さっそく感想に参ります。今作の内容としましては、小学校のスクールカーストをモチーフとした小さな社会の闇と罪を描いた話。世間一般では、子供が純粋なものやらほほえましいものだの、色々と抜かしてますけど、そんなものはまやかしなわけで。むしろ、純粋な分だけよりえげつない社会がそこにあって、尚且つそれなりの社会構造が存在するものだと、この作品を読んで改めて感じました。
 作品の構成としましては、出題編とも言える第一部、推理パート(嘘は言ってない)である第二部、そして解決編とも言える第三部 という、大きく分けて三つで纏まっています。それぞれ、舞台となる場所と人物の視点を変えつつ、一つの事件を描いているのですが、まあ何といいますか第二部は完全にミスリードを狙った部分で、そこにどれくらい騙されるか、あるいはそれを許容できるか、おそらくそこが評価の分かれ目なのでは。軽くネタバレすると、第一部の登場キャラが基本的にフルネームで紹介されたキャラがいないせいで、どうしても第二部の話と混同したくなるんですよね。まあ、この手の作品を読みなれてる人に言わせれば、おそらく初見でその辺は看破できるし、語り部の正体も自ずと分かるって話らしいですが。ちなみに、管理人はというと、これがミスリードを誘った表現というのは看破したものの、語り部の正体まではたどり着けなかったです。思い返せば、違和感を感じるべき部分はきちんと違和感として描かれていて、そこは上手くアピールできたのに、完全にこちらの手落ち。思わず、「そっちもか!」と飛行機の中で叫びそうになったのはここだけの話。

 そして、内容に関する話をすると、元々クラスの女王として君臨していたマキと、新たに転校してきて新たに女王として君臨しようとするエリカ、この二人を筆頭にクラス振り回され、その果てに待っていた結末が…というあたり、何とも残酷なと思ったんですが、一方でこれ以上に残酷なのはその後の部分ですね。全てを知っているのは当事者として関わった4年1組の生徒たちだけで、だから決して公にはならない。故に、やってることが全て無駄でしかないのに辞めることができない義郎さんの奇行(意訳)、同じ境遇だからこそ共感している義郎さんと由美さんの関係、この辺は意味が全部わかった時は中々胃が痛くなりました。本当、あの二人がああいう関係だったのに、この二人が一周回って手を取る様な関係になるのは皮肉以外の何物でもないです。あと、何よりも残酷に思えたのは、先程言った「4年1組の生徒のみが真相を知っている」というところ、それさえも正確ではないというところ。それこそ、行動原理だけなら可愛いもの(?)なものの、やってることはひどくえげつなく、それどころか黒幕が別にいるとかね…。これさえも、ある意味ミスリードを狙ってやったからこその破壊力であって、あのキャラがああで、あのシーンがこういう意味を持っていたと分かったところは軽く戦慄を受けました。これがリコーダーじゃないのは、台無しになるからかな(すっとぼけ)


 とまあ、こんな感じでしょうか。実のところ、表紙とあらすじでピンときて、これと言って評価を調べないまま買ったんですが、とりあえず読み易さと分かりやすさと適度に謎をばら撒いていく手管など、文章のレベルは高いと思いました。そういった点で、これが大賞に選ばれる理由はわからんでもなくて、いいか悪いかは別としてこなれてる感はあります。あと、期待していた方向性と照らし合わせるとすれば、おもいのほか子供たちの闇が深い話になっていて、ちょっと予想とは違っていたものの、これはこれで面白い作品ではあったかと。特別 薦めはしませんが、興味があるなら読んでみていいのでは。あとは趣味の問題だと思うので。

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 どうも、管理人です。旅行から帰って翌日ですが、普通に仕事で大分きついです。下手したら寝落ちする…。


 さて、本日の更新ですが、とりあえず延期します。ぶっちゃけた話、アニメの消化が全く追い付いてないので、書くに書けないという。あと、昨日の記事がまだ完成してないので、そちらの感性を優先したいので、やるとしたら閑話休題的な話がメインの記事を立ち上げるくらいです。なので、明日か明後日か、その辺りになるかと。

 そんなわけで、また後程or明日!

今こそ気持ちを一つに

 どうも、管理人です。ようやく旅行から帰ってきたので、今日から本格再開と行きたいところなんですが、やっぱり視聴が追い付いてなくて無理っぽい…。なので、とりあえず最優先にしたいはいふりを先に仕上げて、後の二つは後日まとめてあげます。といいますか、見れてねえっすw


明乃:「こえられない嵐はないんだよ!!」

 今回の話は、対比叡との海上戦を描いたもの。というか、いつになったらもかちゃんは救われるんだろうか…。

 まず、前回ラストで出てきた霧の艦隊…もとい霧に紛れるかのように現れた船影ですが、結論から言えばあれは武蔵ではなく、よく似たビジュアルの比叡。何か前回の感想を巡回した時点でそのように書いてる人がいましたが、その手の知識がない管理人にとっては完全なる肩透かし感。ただ、こうして晴風の前に現れた上に、攻撃してくることも有って、例のネズミのウィルスに感染している可能性が高いと。また、報告を入れたところ、ブルーマーメイドが到着するまで可能な限り比叡を捕捉し続けろと言うお達しが来てますが、肝心のブルーマーメイドが来るのは何と4時間後。4時間も攻撃をかわし続けろって、どう考えても無茶ぶりですし、このまま放っておくと比叡の進路上にトラック諸島、つまり多くの人にとっての居留地+交通の要所 にぶつかるので、結局は晴風が引きつかないとアウトという。そのせいで無茶な航行を強いられるとなると、ますます負担が…。

 一方、陸の方では例のネズミの正体について、進展が。こちらもある意味予想通りといえるもので、上の人間の実験の産物で、どうやら「密閉艦橋における生命維持及び低酸素環境に適応するための遺伝子導入実験」という名目で生み出されたラットとか。本来なら深い海の底に沈められてサルベージも出来ないはずでしたが、海底火山の活動で浮上してしまい、それが今回の海洋実習の舞台でもあった西之島新島。実は、今回の海洋実習に際し、校長は予め西ノ島付近で海洋生物の研究をしたいという報告を受けていて、戦艦猿島(教官艦)に研究員を乗せる手配をしてたらしいのですが、実質ノーチェックで通しちゃうあたり無能のそしりは拭えないですわ。結局、データ回収しつつ証拠隠滅をしようとしたら、猿島のクルーが感染して暴走するとか世話がない。
 ちなみに、例のラットこと「RATt」と名付けられた生物ですが、簡単に言えば生体電流に影響を及ぼして、感染者全員を一つの意志に従って行動させる働きがあるそうで。故に、記憶が残っていても行動理由に説明がつかず、計器も駄目になると。それらの情報を調べ上げたしろちゃんのお姉さんがまじ有能と言いたいところですけど、それ以上に偉い人たちが大声で話しすぎというガバガバセキュリティかましたのは本当ザルすぎた。なお、そこら辺の情報がないまま、臨床だけでそれを突き止め、ワクチンまで作ってしまった美波ちゃんは、やはり只者じゃなかったのですね。なら、晴風の落ちこぼれ説とは一体。

 そして、話戻って晴風の話。比叡を引きつけておくために、無茶な稼働を続ける晴風ですけど、このままだとエンジンが行かれるのも時間の問題。そのため、どうにかして比叡の動きを止める必要があるのですが、しかし襲われてる理由が予想できてる(RATtのせい)とすると砲撃するのも躊躇われる。ここで試されるのが艦長の決断なんですが、折よく妙案が浮かんだミケちゃんがいつもみたいに自分一人で決めようとしないというのは、一応成長の証なんですかね。もっとも、最終的にクラスの総意としてまとまったとしても、ミケちゃんの意見を全面的に支持する声はまだ多くはないんですよね。半分くらいとノリと集団心理による部分が大きくて、本格的に認められる日はいつになるのやら。あと、クロちゃんは結局反旗翻さないんかい!!
 そんなミケちゃんが提案した作戦と言うのは、比叡をポイントまで誘導しての座礁による機能停止させるというもの。ただまあ、ただポイントに誘導しただけでは中々座礁しないわけであって、肝となるのはココちゃんが趣味で収集していた海域のリアルタイムデータとタイミング。つまりは、潮の満ち引きに合わせて誘導することで初めて成功する作戦だったと。全く無茶をしやがる…。

 さて、そうして一仕事終えて、一息ついているところで、ようやくブルーマーメイドが到着。今度の艦長は、しろちゃんの下のお姉ちゃんでしたか。上のお姉ちゃんとは違ってかなりばんからな出で立ちで、尚且つセクハラ癖…なんでこうなったwww


 と言った感じで、第8話。今回もミケちゃんの成長を描くという意味で言えば、着実に成長の跡は見えてきてると思います。あえて言うなら、まだクルー全員から全幅の信頼を得られるというところにはまだ遠くて、ついでに支持者が軽くシンパみたいになってるのがちょっとアレな部分ではありますが。まあでも、晴風という船が少しづつ纏まってきたというのは見えてきて、そういう点では積み重ねが生きてて悪くはなかったです。
 そして、例のRATtの件についてですが、こっちはこっちでもう一波乱くらいあるんですかね。この時点でほぼほぼ解明されたのがフラグにしか思えなくて、これで終わるにはあっけない。というか、あそこまで詳細に報告書を作った美波ちゃん、もしや一度だけでなく何回か臨床実験したのだろうか。だとしたら、クレイジーすぎるぜw


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 どうも、管理人です。いろいろ考えた結果、若干のリスクを鑑みつつも、ホテルの共用PCからの更新。とりあえず、ばれないうちに書き終えてしまおう。


 さて、昨日に引き続き、本日も石垣島からのお届けになるのですが、今日は石垣というよりは離島、西表・竹富島をメインにしたスケジュールでした。朝が相変わらず早いというのもさることながら、船に乗ってる時間が長かったのが地味にきつかったです。特別苦手というわけじゃないんですが、バス以上に「寝るしかない」という気持ちになるのがなんともアレ。

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ここからは写真とともに。由布島に行くということで、水牛車に初めて乗りました。というか、水牛自体が初めてというレベル。結構平気で移動中に排泄すると思ったら、妙に空気読んだ振舞い見せたり、地味に頭いいのでは??

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 あと、もう一枚。こちらも由布島の写真なのですが、いやまあやらかした的なあれです。簡単に解説すると、1本通りを間違えて、うっかり私有地に入って、そこから改めて目的地を目指す道中にこの立て看板を見つけたと。集団でやらかしてて、本当はずいwww

 といった感じで、今日はこんなところで。明日は最終日ですが、できれば通常更新に戻したい(願望)

どうも、管理人です。言ってたとおり、今日から旅先と言うことで、石垣島なうです。

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とりあえず、定番の写真をば。明日はまた離島まわりらしい、です。それでは

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