カテゴリ: 断裁分離のクライムエッジ

呪いは祝福に非ず、しかし奇跡ではある


 どうも、管理人です。ひとまず前のPCを引っ張り出してから、およそ1週間。こちらの問題点もだいたい把握できてきたという感じですが、一番面倒なのはやはり処理速度ですか…。いっそのこと、データを大規模消去しても問題ないのですが、それよりも絶賛休止中のPCを早く使える状態に戻した方がいいというのがまた。


エミリー:「じゃあさ、じゃあさ! セ○クスはしたの??」

 今回の話は、切くんの暴走を起点としたエミリーと祝ちゃんの和解と、オーダーメイド関連のあれこれを解説した話。結果から言えば、綺麗にまとまった風で完全2期フラグをへし折ってて、微妙に尺の無駄使い感が否めないわけで、さて…。ひとまず、その辺はまた後で改めて説明したいと思います。

 前回、切くんに切り刻まれてマジビビリしてるエミリーと合流した祝ちゃん。あの後、彼女はエミリーを回収し、その場から脱出。ちなみに、祝ちゃんはこの惨状が切くんが起こしたものだと知っているようで、後から追いかけてきたエヴァンキリオンさんこと切くんを見ても、特に動じる様子はなく、エミリーを庇いつつ切くんを元に戻すために奮闘。結局、色々触ってたり舐めたりしながらも、「髪の毛を切る」という行為が暴走を止めるためのキーになるのは彼らしいと言うか…。手つきとか行動が完全変態チックじゃないですか、やだー(汗)。
 それと、切くんに髪の毛を切られたことで髪の女王の呪いが復活。確か、ウィッチーとの接触が原因で呪いの大元がびびってる、というのが呪いが一旦停止してた理由だったとも思いますが、今回の話からすると、祝ちゃんが「呪いの呪い足る所以」と言う部分を忘れたことで止まり、再認識したところで復活したと言う解釈でいいんですかね、多分。

 ともあれ、切くんの暴走が止まったことで、この事件は一旦終結。エミリーとの関係性にしても、祝ちゃんの屋敷に遺された父親の手記を見せたことで無事分かりあうことに成功。それにしても、素の部分は無垢と言ってもいいくらいに子供なのに、生まれを考えると結構重い話が待ってるんですよね、エミリーの場合。特に、S○Xについての話題が出た時の口ぶりを考えると、おそらく何らかの事情ありだと考えて間違いないですし。そんな幼女に、名前を聞いただけでチビりそうになるくらいのトラウマを受け付ける切くんが本当ふてえ野郎です!
 あと、ある種一番のネックだった、エミリーの願いについてですが、今回の件を通して断念。祝ちゃんとエミリー、形は違えどお互いのことをしないと言う条件で、こういった結末を迎えたのは、まあ妥当な落とし所かと。

 一方、一人病院送りにされた切くんは、夜の病院にてウィッチーと遭遇。何でも、切くんが搬送された病院が醜聞の息のかかったところらしく、それが原因で足がついたとか。彼女がわざわざ訪ねてきた理由は…エミリーの連絡が途切れたこととこの件の因果関係を探ることと、ちょっとした悪戯心、ってことでいいんですかね。結局、やったことと言えば、オーダーメイドの製造過程(?)の解説と、本音を吐露した上での口づけくらいですし。キスで思いきり糸垂らしたり、結果的に切くんのファーストキスを奪ったりと、さすが「ビッチー」と仇名されるだけのことはある、と言わんばかりのサービス。誰もそれを求めてないと言うのが実際のところですが。
 それにしても、オーダーメイドの件は冗談抜きで悪趣味が過ぎる…。簡単に説明すると、自分たちで元一般人を殺人鬼に仕立て上げ、孕ませ、そこからわずかな可能性で受け継がれる適性者を拾い上げると言ったものですし、それを指揮していた先代ウィッチーは結構なキチですわ。今代のウィッチーはそこまではやってないみたいですが、それでも何やりたいか分からない分、逆に恐ろしく思えます。

 そして、そこから数日。切くんの病室に祝ちゃんが来訪。場所は違えど、再び戻ってきたいつもの日常の中で、切くんと祝ちゃんの奇妙な関係性はこれからも続いていくのでした…と思ったら、最後の最後で追加映像が。こちらは、原作におけるその後の部分をかなりダイジェストで流した感じで、切くんの妹:針ちゃん登場の話とか、オーダーメイドの残り二人:「標準貫通のラピッドショット」「秘匿謀殺のカンタレラ」のちら見せとか、エミリーの醜聞脱退とか、およそその辺の流れが数十秒くらいの映像で語られてました。ちなみに、この辺の流れだけで原作3巻分消費と言う、驚きの圧縮率w 


 ということで、最終話でしたが、これは何とコメントしたらいいのでしょうか…。ネタ成分的には割と良い感じの内容だったようにも思えますが、話的にはとりあえず畳んだと言う感じで、謎が多分に残ってて不完全燃焼。おまけに、EDのダイジェスト映像で続きを描いてるだけに、改めて続編をやる目を潰しているようにも見えるので、余計に不完全燃焼が際立ってると言うか。何にしても、多分これだと続編なしで、これで終わりなのはほぼ確定なので、そこを考えればやりきったと言っていいかな、って。

 そんなわけで、1クール全13話分、お付き合いいただきありがとうございます! ご縁があれば、またよろしくお願いします。


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万事において、精神攻撃は基本!


 どうも、管理人です。どうも台風が近づいてるとか何とかいう話がありますが、ひとまず出かける予定とダダ被りは防げるっぽいので一安心。あとは、このやりようのないストレスをどう処理するかか…。


エミリー:「本物だった……」

 今回の話は、エミリーとのリターンマッチ&切くん覚醒を描いた話。敢えて突っ込みますが、絵面的なやばさは今回トップクラスじゃね?

 前回ラストで、切くんがなぜ墓に向かったのとか、初が何を伝え忘れたのかなど、色々説明不足な部分がありましたが、一応序盤で大体説明されてましたね。お墓へ行ったのは、エミリーと祝ちゃんの父親の関係性と、彼の誕生日を日記の記述から知って、ここに現れると踏んだため。それと、祝ちゃんが再び狙われる前にエミリーをどうにかして黙らせようという目的もありました。そのきっかけとなったのは病子から聞いたオリジナルの話で、要は倫理観がずれてるが故の残忍性なので、そこを修正出来れば止めることができるのではないかと。特に、オリジナルによる殺害衝動に支配されないオーダーメイドであるところがミソ。土台がないのならば、新たに作りだして修正が利くと。
 そのために、切くんはあえてエミリーを挑発し、戦闘を仕掛けてくるように仕向けます。結果として、彼女を焚きつけるのは成功し、望む展開に持っていくところまでは問題なし。ただ、戦闘経験という一点で押し切られ、再びピンチ&敗北。ちなみに、オープナーの能力がもう一つ判明。それは、最大46本のナイフに傷が治りにくくなる能力を付与するというもの。画面上に映ってるのが46本以上あった気がするのは、あえてスルーしますw

 そして、もう一つ。話が戻ってしまって申し訳ないのですが、初が切くんに伝え忘れたグレイランドにまつわる話について。曰く、ノーマ・グレイランドは非実在の人物であるという説があると。もっとも、切くんがその子孫という設定がある以上、それがデマなのは確か。ですが、鋏で200人切り刻んだという部分は尾ひれがついたもので、おそらく実際殺したのは2~3人くらいではないかと、それが現状一番妥当な説。まあ確かに、鋏で肉を切り刻むことができたとしても、大量殺人するには向いてないですからね…。切くんが未だオリジナルからの浸食をうけてないのも、それが原因? 髪フェチなのは元からだとして。
 ですが、言いかえれば、グレイランドの残虐性を裏付ける証拠、あるいは追体験があれば、能力が強化される可能性もでるわけで、切くんは目の前に現れたこのチャンスに飛び付きます。後のこと考えると、早計だったようにも思えますが。

 一方、眠りから覚めた祝ちゃんは、日記が開かれた形跡から、全てを察し、お墓へ向かいます。その後の道程は描写されてませんが、おそらく墓まで行って、その後下まで降りて探しに行った…のですかね。まあいいです。
 すると、現場についた祝ちゃんは、全身傷だらけで、恐怖に震えているエミリーと、衝動に支配され暴走する切くんを発見。ついでに、クライムエッジに痛覚付与という新たな能力が目覚めてるらしく、痛みで悶絶しかかってる部分もある模様。
 それにしても、シチュエーション的に、多分そんなこと考える余裕はないですが、傍から見ると幼女を恐怖で打ち震えるまで斬り裂くって、ビジュアル的にはやばい光景ですよねw エミリーもエミリーで、取り乱し方がガチでそっち系が好きな人にはある意味たまらない描写になっていたと思います。仮にそうであっても、あまり口に出したくない嗜好なのはスルーでw


 ということで、再びエミリー戦となりましたが、ことエミリーに関してはスタッフの異常な気合いの入り方が窺える、そんな回でした。戦闘シーンも、今まででトップクラスに動いてましたし、アングルの見せ方もある意味完璧。極めつけは、エミリーのガクブルっぷり…どんだけ本気出してるんだw
 そういえば、芳忠さんボイスの新キャラが出てましたが、カンタレラさんってこのタイミングで出てたんでしたっけ? もしオリジナルなら、最終話でラピッドショットさんもゲスト出演する可能性もゼロじゃない…かもしれない。

 次回はいよいよ最終話。どこまで纏まった形でラストを迎えるか、ひとまず期待しておく。

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開かれるのは希望か、あるいは災厄の箱か…


 どうも、管理人です。つい先日から話題になっているDJポリスを見てると、どうしてもコミケスタッフを思い出してしまう不思議。
といいますか、元をたどるとルーツが同じところにあるんじゃないと思える。


教授:「可愛い女の子は好きなだけだよ!(ドヤァ)」

 今回の話は、エミリー&オープナーの説明回。あと2話で最終話と言うこともあり、色々それっぽい展開を匂わせていますけど、ちゃんと終われるんかな、これ…。それと、針ちゃんの出番が割と絶望的な気配で涙目。

 エミリーの襲撃の後、家の書斎にてエミリーに関して調べることにした祝ちゃん。すると、今は亡き彼女の父が遺した手記に、エミリーの名前が記されていることが発覚。どうも、エミリーは祝の呪いを解く手がかりを探す中で出会ったスラム出身の少女で、一時引き取って世話をしてた模様。「エミリー」という名前も彼が与えたもので、故に祝以上に彼のことを慕っていたと、そういう話。
 そんな彼女が、祝を狙う理由は、彼女の父を生き返らせるという願いを叶えるため。今更ながら言うと、ウィッチーの反応的に「願いを一つ叶えられる」という部分はフェイクな気が…。切くんが出てくるまで停戦状態だったのが、戦い=ゲーム と称していたという話もありましたし、これも盛り上げるための部隊装置でしかないのでは? あと、知ってか知らないでか、祝とエミリーの父を殺した組織に従ってるエミリーという構図が、めっちゃ皮肉。

 一方、家に帰って、さっそく風呂に入った切くんですが、湯船につかってしばらく経ったところで、ついにオープナーの効果を知るに至ります。オープナーの能力、それは傷の修復を止める力。これを聞くと、シャナのサブラクを思い出すのは、若干世代ネタなんかな…(汗)。ちなみに、スティグマじゃなくてスティグマータの方ですな。
 そんなわけで、一晩明けても傷は全くふさがらず、それどころか貧血気味でふらふらな状態。保健室で病子にインジェクションの薬効効果付き輸血を受けたおかげで若干回復したものの、それでも根本的な解決に至らず。結局は、エミリーと再び対峙して、能力を解除させるしかないんですが、勝率とかエンカウント率考えると建設的な意見はなし。しかも、出血が止まらない以上、長引けば長引くほど切くんがやばくなるというおまけつきで、状況はかなり悪いです。
 ただ、病子から聞いた呪いの話、これが打開する鍵になりそうではありますね。要約すると、権利者は概ね全員オリジナルから精神干渉を受けていて、それが原因で狂う中で、切くんは現状それがない…つまり、まだ力が増す余地があると言った話なのですが、これって逆にアカンことになるフラグのようにも…。切くんも切くんであえて踏み込む気満々ですし、本当危ないすわ。

 そして、覚悟を決めた切くんは、戦いに先駆けて、祝ちゃんの父親の墓参りへ行こうと、教授から場所を聞くことに。敵か味方かはさておきとして、安定のロリコンですな、こいつは…。ちなみに、オーダーメイドに関する話も出ましたが、分かっているのは一部のクレイジー共が勝手にやったことという事、成功例の3つ(銃・毒・ナイフ)以外は全て処分されたということだけ。銃と毒はアニメで出ないで終わるのがほぼ確実なだけに、削っちゃっても良かったという気がしないでも。2期やるとなれば入れて然るべきですが、多分なさそうですし…。
 ところが、墓の前に到着したところで、エミリーとまさかの再会。望むべき展開なのかもしれませんが、今度こそ死にそうなようにも。


 ということで、第11話ですが、実質前回の話で浮かび上がった疑問を払拭するだけで終わってしまったような。最終話が近い割に、展開がゆっくりしすぎてて、こんなんでいいのかなという気がしました。
 それと、輸血シーンに規制がかかった理由、それが解せない…。なぜに今更というのと、別に規制かけるほどエロくもグロくもないというのが入り混じって、何なのかと。

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これはオ○ーナですか? いいえ、オープナーです!


 どうも、管理人です。何かすごく久々に正攻法で、懸念事項への活路が見いだせてきた予感。本当、何か裏技使わないと無理なんじゃないかという雰囲気がすごくて諦めてただけに、驚きました。


エミリー:「家族は大事よッ!すごく、大事…」

 今回の話は、新キャラ兼新たなロリキャラ:エミリー登場の巻。あえて言う事じゃないけど、子供パンツって何かエロとは違う背徳感ありますよね…。すいません、おかしいこと言いました。

 パーティーから一晩明けて翌日。いつものように朝を迎え、切くんを出迎えるために準備を進める祝ちゃんですが、ここである異変に気づきます。それは、いつもは日付の変更と共に伸びているはずの髪の毛が、この日に限っては伸びていないこと。こんなことは初めてのことで混乱した祝ちゃんは、ひとまず切くんとの約束をキャンセルし、一人気分を鎮めようとしますがそれもままならず、一人でかけることに。ちなみに、約束をドタキャンされた切くんも、半ばやけくそ気味にじいちゃんのお使いを引き受けお出かけ。まあでも、よりにもよって行き先が同じですれ違いが連続と言うのはやりすぎな気が…。

 そんな中、祝ちゃんは出かけた先で「エミリー」と名乗る幼女に遭遇。元々はひとりぼっちで座ってるエミリーが気になって話しかけたという感じですが、途中からは「お姉ちゃん」と言われた嬉しさから舞い上がって連れ回してるだけですよね…。親御さん探してあげるとかいいつつも、遊びまわってるようにしか見えないっすw
 しかし、結論から言えば、エミリーは親御さんなど待っておらず、あそこにいた目的は祝ちゃんに会うため。彼女の正体は、殺害遺品:鮮血解体のオープナーの権利者にして、普通の権利者とは違う「受注製品(オーダーメイド)」と呼ばれる存在。殺害衝動に駆られずに戦えるって、それは中々チートですな…。おまけに、あの戦闘力が実質素に近い状態だとするとやばいw

 そして、祝ちゃんが殺られそうになったところで、間一髪切くんが乱入、そのまま戦闘へ。オープナー=ソムリエナイフ とのことですが、それ以外のナイフも複数使いこなして戦術組み立ててくるだけに、クライムエッジよりも使い勝手よさげ。なので、切くんは苦戦&敗走パターンで、非常に情けないオチが付きました。もっとも、エミリーはエミリーで元々ここで決着つけるつもりではなかったらしく、勝負は後日に持越し。しかし、エミリーの言う「パパ」=祝ちゃんのパパ と同一人物だとしたら、確かに祝ちゃんの現状はイラっとする部分はあるかな、と。少なくとも、家族という絆により固執してるのはエミリーなのは間違いないですし。ああ、あともう一つ。結局髪の毛が伸びないことに対する切くんのリアクションは、祝ちゃんの予想に反して特に拒絶されるわけでもなく、大した問題は起きず。


 ということで、気づけば第10話ですが、何気に今回が一番気合入ってたようにも思えますね。エミリー初登場ということで子供パンツ大放出でしたし、バトルシーンも一番本格的な動き方をしてたように感じました。切くんの発言のおかしさは平常運転でしたが…。戦いにかこつけて、何に対してコメントしてんのさww
 そういえば、髪の毛が伸びなくなった理由=ウィッチーと遭遇したことで「髪の女王」(呪いの本体)がビビった とさりげなく説明ありましたが、だとしたらまるで生き物みたいだな…。

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堕落の末路と、繋ぎ止める何か


 どうも、管理人です。何か知らないけど、現状めまいの発作がやばいことになっていて、文章を書くのも正直しんどい状態だったり。だがしかし、管理人はそれでも書き続ける…主に自分のために! とか、ちょっと格好つけてみましたが、本気で駄目そうなら休み休み書かざるを得ないので、本当笑えない。


切:「もう、我慢できないんだ……」

 今回の話は、追悼:ルールブックさん な話。ここ数回みてて思いましたが、やっぱフェチ的なシーンあってのアニメだなと、つくづく感じました。バトルものなのに、バトルがあまり盛り上がらないと言うのはどうなのだろうか…。

 前回、ルールブックの能力を喰らい力尽きたかと思われた切くんでしたが、ルールブックが突然何者かに襲撃されたおかげで奇跡的に生還。もうちょっと詳しく説明すると、襲撃を受けてターゲット切り替え→能力解除 という段取りで、ぎりぎり生命活動が停止する前に解放されたので死なずに済んだと。ルールブックを襲撃した犯人は現状明かされませんでしたが、ひとまずウィッチー卿の手の者というのは確定ですかね。無用な騒ぎを引き起こした彼を粛清すべく、他の所有者を使って殺させてますし、狙撃という方法で彼を撃った相手も仲間だと思ってよさげ。しかし、毒・銃・刃物(ナイフ?)と出てきてるのに、多分アニメに出てくるのが刃物使いだけというのは何とも…。
 結局、彼女らの襲撃を喰らったルールブックは絶命。協力者として扱われていながらも最終的には疎まれ、所有者の元締めからは粛清され、そして彼の最期を看取ったのが命を取ろうとしていた切くんと、何とも報われない幕切れでしたね。結果的に代償者となっていた小桜に看取られることもありませんでしたし、最後に残したのがちょっとした行き止まり感でしたし。強いて言えば、切くんが少し積極的になるための後押しをした、報われた部分はその辺だけですかね? バカップル爆ぜろと突っ込みたくなりましたがw

 また、今回ウィッチー卿が本格参戦してきましたが、何といいますか見た目の優雅さや態度とは裏腹に、すごく見下してる感ありますよね。殺害遺品のルーツの話にしても、長い黒髪の女性の怨念に憑りつかれた当時の女王(≠髪の女王)がただの被害者で、呪いや怨念が悪いと言うスタンスで責任逃れしてるようにも思えます。だからこそ、切くんの指摘に顔をしかめ、祝ちゃんを振り払おうとし、都合の悪い部分を誤魔化して自分や先祖の行いを正当化してる…? 何にしても、中々気に喰わんボクっ子でした。

 そして、事件の後処理をしに来た小桜の話を聞き終わった後、再び二人きりになった切くんと祝ちゃん。改めて、所有者の末路を思い知らされた彼らでしたが、見方を変えれば関係性を強固にするチャンスでもありましたね。まあ、そこでする約束と言うのは、別名「フラグ」と呼ばれるものなんですけどね!
 何にしても、秘めている想いを言葉なり行動に示して、誰にとっても分かりやすい形に持ってくるのはいいことですよね、きっと。ただ、あそこまで高度なペロリストぶりを見せつけてくれるとは思わなかったですし、そこまでやっておいてフィニッシュがデコチューというのは予想外。あそこまでやったなら、そのまま本番行っちゃえよ! つか、変なところでヘタレるなし。


 ということで、第9話。とりあえず、バトルとか裏事情的な部分はあまり見せ場として機能してなくて、重要なのにそこまで響いてこないというのが、前回に引き続き微妙だったのは否めなかったかと。ただ、前回とは違って変態プレイだけは挿入されてるので、その分楽しめました。果たして、切くんたちが本番に踏み切れるのは一体いつになるやら…。

 次回は、いよいよエミリー登場。もう10話ですし、彼女が仮想ラスボスとなりそうな気がしてきた。


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